不動産営業って飲み会が多い？断ると評価に影響するの？

不動産営業を志望する方からよく聞かれる質問のひとつに、「やっぱり飲み会が多いって本当ですか？」「断ると評価が下がりますか？」というものがあります。

これ、正直に言うと、会社の文化によります。

ですが、不動産業界、特に営業職は体育会系の風土が色濃く残っている企業が多く、一般的には飲み会の機会は多めだと思っておいた方がいいです。

不動産営業にはどんな飲み会があるのか？定番パターンを紹介

では、実際にどのような場面で飲み会が開催されるのか？

以下はよくある飲み会の“あるある”です。

月次数字達成会（または反省会）

営業の月間目標が達成された時や、逆に届かなかった場合の反省会も含め、
月末〜月初に開催されるケースが多いです。

半期・年間の成果を祝う会

半期や年間での目標達成を振り返る場も、重要な「営業行事」のひとつ。場合によっては会社負担で豪華なお店になることもあります。

チームの目標達成会

小さなチーム単位でも成果が出たら、「行くか！」というノリで飲み会が発生するのはよくあることです。

季節イベント系（花見、BBQ、忘年会など）

業務外の社内コミュニケーションも重視される傾向にあるため、イベントごとの飲み会は定番です。

不動産営業にとって飲み会は「業務の一部」と考えた方がいい理由

ここで強調したいのは、「飲み会も立派な仕事の一部」ということ。

というのも、不動産営業はお客様との人間関係づくりが非常に重要な仕事です。

その力を磨く場として、社内の飲み会が機能することも多いのです。

たとえば、

• 気配りや立ち居振る舞い
• 空気を読む力
• 先輩や上司との距離の縮め方
• ちょっとした雑談力

こういった「営業に必要なスキル」は、実は飲み会で培われることが多いです。

不動産営業職で社内飲み会を断ると評価が下がる？

結論としては、断り続けるとやや不利になる可能性があります。

当然、家庭の事情やどうしても外せない用事がある場合は、無理して参加する必要はありません。ただ、頻繁に断ったり、「飲み会は業務外だから行かない」というスタンスを取ってしまうと、

• チームでの信頼関係が築きづらくなる
• 重要な情報が飲み会で共有された際にキャッチアップできない
• 「協調性がない」と思われてしまう

など、目に見えないデメリットが出てくる可能性はあります。

飲み会で絶対に言ってはいけないNGワード

ここはあえて強く言っておきますが、「飲み会って残業代出るんですか？」とかは、絶対に言わない方がいいです。

もちろん気持ちはわかります。

でも、そういう場の空気や文化は、実際に現場で働いてみるとわかってきます。

そのあたりをうまく乗りこなすのもまた、営業としての“社会人スキル”だと思ってください。

まとめ：不動産営業の飲み会は多い。でも意味がある

不動産営業における飲み会は「ただの飲み」ではなく、業務の延長線上にあるコミュニケーションの場です。

会社やチームの文化によって頻度や温度感は違いますが、基本的には「なるべく参加するスタンス」でいた方が、人間関係や社内評価の面でプラスに働きます。

もちろん、無理に全部参加する必要はありません。でも、「断りグセ」がついてしまうと、知らないうちにチャンスや信頼を逃してしまうこともあるので注意です。

飲み会が得意でなくても、「営業のスキルアップの場」として前向きに捉えてみてください。最初はしんどくても、そうした積み重ねが、不動産営業としての信頼と成果につながっていきますよ