不動産仲介業のインセンティブ制度は具体的にどうなっているのか?

不動産仲介業のインセンティブ制度は具体的にどうなっているのですか?

不動産業界は年収に対するインセンティブの割合が大きい業界です。

インセンティブ不動産会社によって異なりますが、多くの不動産会社様で採用されている制度で回答しますね。

  • 足切ラインがある(半期で500-1000万程度がラインになることが多い)
  • 売上に応じて歩合率が変わる(売上に対する年収で20-30%程度を目安に設計されている)

というのを基本計にエリアや社長の考え方により、微調整がされます。

ただ、最近は分業化をしている不動産会社様も増えてきています。

そのケースでいうと、

  • 固定給はやや高め
  • 歩合率は低め
  • 個人目標のほかにチーム目標の達成率とも連動する

という考え方で制度設計しているケースも増えてきました。

こういった制度の場合、一つずつ業務を覚えられるので生活の安定性を担保しながらしっかり経験を積むことができます。

ただ、一気通貫で業務を覚えるのに時間がかかりますし、個人の頑張りだけで稼げないというデメリットもあります。

そのため、「めちゃめちゃ稼ぎたい」「将来独立したい」などの動機の方の場合ちょっと物足りないかもしれません。

これは人それぞれ考え方があるため、どっちがおすすめなどはありません。

今入社を検討している会社がどんな給与制度なのか、それが自身の目的と一致するのかを吟味したうえで、ご入社をご検討いただければと思います。

この記事を書いた人

【略歴】
①中堅デベロッパー
②大手不動産売買仲介
③フルコミッション営業
④不動産テック執行役員

上記のキャリアから不動産領域を幅広くカバーし、大手不動産仲介・FC本部など業界への繋がりも豊富。

【転職サポート実績】
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