不動産業界への転職で失敗しないために!未経験者が選ぶべき不動産会社の特徴とは?
こんにちは。
ミカタの荒川です。
今回はどんな不動産会社に転職するべきかについて。
前もお話ししましたが不動産にはいろんな業種があります。
業種ではまず一歩目は”売買仲介”一択ではありますが、では会社としてはどんなところを選べばいいのでしょうか?
目的にもよりますが、しっかりと経験を積みたいということであれば下記の要素がある会社をご検討ください。
- 売買仲介をメイン事業としていること
- 客付け(買いたい方への営業)メインだが元付(売りたい方メインの営業)もやっている
- 営業が最低でも5人以上いること(多すぎるとそれはそれで微妙なので20-30人がマックスです)
- 会社HPに採用募集のページがあること
- 数字をあげるための広告を多く出していること
一つずつ解説します。
不動産業界への転職で失敗しないために!未経験者が選ぶべき不動産会社の特徴とは?
①売買仲介をメイン事業としていること
②客付けメインだが元付もやっている
まず「①売買仲介をメイン事業としていること」と「②客付けメインだが元付もやっている」について。
これは一歩目は売買仲介一択だからですが、どう見極めればいいかについてお伝えします。
まずその会社のHPを見てください。
大体上部に「売買」「賃貸」などのメニューが並んでますが、左上のメニューがメイン事業である可能性が高いです。
例えば下記のような形。

この場合「買いたい」「売りたい」が左に来てるので売買がメイン、さらに「買いたい」が一番左なのでメイン事業が「買いたい(客付)」の可能性が高いです。
また、なぜ「客付け」メインがいいのか。
これは営業が仕組化されている可能性が高いからです。
「客付」営業はどのように反響を取り、どのようにアポを取り、どのように商談をするかが多くの会社で仕組化されています。
反対に「元付」営業は経験則が重視されがちなので、仕組化されているケースが少なく、経験値が少ない営業では活躍できるケースが少なくなります。
ただ、圧倒的に稼ぐためには「元付」営業は必要となります。
そのため、まずは「客付」からスタートし経験を積み、将来稼ぐために「元付」もある環境をおすすめしています。
③営業が最低でも5人以上いること
次は「③営業が最低でも5人以上いること」について。
これは単純で”組織化”されている可能性が高いからです。
組織化されていれば研修制度などの新人教育のノウハウが溜まっている可能性があります。
また、組織化されていれば社長の機嫌で会社の雰囲気が左右されるという可能性も低くなります。
そのため、入社して何も教えてくれないというリスクが少なくなるので、ある程度営業の人数がいる会社がおすすめです。
ですが、多すぎると(100名とか)無駄な縦社会になってるケースが多いため、ある程度の人数(20-30人)を上限とした方がいいです。
見極め方としてはHPの「スタッフ紹介」などのページを見てください。
また、ここで若手がいるかどうかも重要なポイントです。
若手を育てる意識があるかないかの判断材料になります。
④会社HPに採用募集のページがあること
次は「④会社HPに採用募集のページがあること」について。
「③」と一部かぶりますが、若手を育てる気があるかどうかの指標になります。
積極的に採用する=若手を育てて成長させてくという意思でもあるので、欠かさずチェックしましょう。
⑤数字をあげるための広告を多く出していること
最後に「⑤数字をあげるための広告を多く出していること」について。
最初は人脈などがないため、基本的には会社が用意する反響を対応していきます。
これが少ないと飛び込みやチラシ撒きがメイン業務となるため、経験値が溜まるスピードが遅くなります。
(それもすごく大事ですがそればっかりになると微妙というニュアンスです)
最初に意識するのはとにもかくにも”接客”の数を増やすこと。
“接客”の数をこなさないと成長は無いので、大事にしてほしい指標です。
見極め方は「スーモ」の「不動産会社ガイド」を見てください。
https://suumo.jp/fudousankaisha/kanto
ここで該当の会社を調べるとこのようなリンクがあります。

この中に今その会社が広告を出している物件が出てきます。
ここに最低でも20物件以上出てる会社を選びましょう。
スーモに物件を出すために、不動産会社は多額の広告費を出しています。
なので、積極的に広告を出しているかの指標になります。
以上、「どんな不動産会社に転職するべきか」についてお伝えさせていただきました。
もちろんイレギュラーケースはありますが、何も指標が無い中探すよりかは成長できる環境の不動産会社へ転職できる可能性が高くなります。
皆様の不動産業界へのチャレンジが成功することを祈っております。