不動産業界で働くと、自分が家を買うときに有利になるって本当?

不動産営業に興味を持っている方の中には、「この仕事に就くことで、自分のマイホーム購入が有利になるんじゃないか?」と考える方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、それは間違いなく“YES”です。

ここでは、不動産業界で働くことで得られる個人としてのメリットについて、リアルな視点でお伝えしていきます。

本記事の執筆・監修

荒川 竜介(あらかわ りょうすけ)

未経験から売買仲介営業での成功まで導きます!


中堅デベロッパーから不動産売買仲介(上場企業)、不動産テック役員など、新卒から15年以上不動産業界に携わる。上記のキャリアから大手不動産仲介・FC本部など業界への繋がりも豊富。

まったくの未経験者をたった2年目で年収1,800万円達成までサポートした実績あり。

不動産業界で働くと、自分が家を買うときに有利になる!

目が肥えて「良し悪し」が瞬時に分かるようになる

不動産業界に身を置くと、日々さまざまな物件を見ることになります。図面・立地・築年数・価格・過去取引事例など、多角的に不動産を評価する力が自然と養われます。

その結果、自分が購入を検討するときにも、「この物件は割高だな」「この立地にこの価格なら安い」といった相場観や勘所が身につき、変な物件に手を出すリスクを大幅に減らすことができます。

再販リスクを見越した買い方ができるようになる

私の持論ではありますが、「不動産の失敗」は住み続けられない状況(離婚・転勤・リストラなど)になった時に、買った家が売れないことで発生します。

裏を返せば、いつでも再販できる物件を適正価格で購入しておけば、大失敗にはなりません。

不動産営業の経験を通じて、どんな物件が再販に強いのか(立地、駅距離、築年数、相場水準など)、肌感覚で理解できるようになるため、 将来売れる物件=資産価値が落ちにくい家を選ぶ目が養われます。

希少な「割安物件」の一次情報が入ってくる可能性も

これは会社の業態にもよりますが、営業として物件情報の一次取得ができる立場にいれば、「あ、これは安いぞ」と思える物件が社内に入ってくることもあります。

その際、自社のルールで「社員が購入しても良い」とされていれば、いわばプロ専用の物件情報から自分の住まいを選べるという、他ではありえない特権を得られることになります。

ただし、実際には社員の購入をNGとしている会社も少なくないため、あくまで期待値として考えるのがベターです。

目が肥えすぎて“買えなくなる”という副作用も

ここまでメリットを語ってきましたが、実はデメリットもあります。それは「目が肥えすぎて買えなくなる」こと。

不動産業界には、自分の不動産購入がうまくいかないと“恥”という謎の文化があります(笑)

そのため、「失敗したくない」という気持ちが先走り、物件に対するハードルを上げすぎてしまい、結局なかなか買えないというパターンもよく見かけます。

不動産業界で働くと“資産形成力”が身につく

これは副次的な話にはなりますが、

  • 再販価格を読む力
  • 土地と建物の適正価格の見極め
  • 自己資金の使い方や住宅ローンの知識

など、資産形成や人生設計に直結するスキルが自然と身につくのは、不動産業界ならではの恩恵です。

また、不動産業者ならではの格言として、次のような言葉があります:

『金額で悩むなら買っとけ。金額で買うならやめとけ』

これは、実需向け(=自分が住むための物件)に対しての名言ですが、不動産の本質を的確に表していると感じます。

まとめ:家を買う予定がある人にも“不動産営業”はおすすめ

不動産業界で働くことは、決して営業スキルや収入だけが得られるわけではありません。将来自分や家族が住む「家」を失敗せずに買うための力もつけられます。

人生において大きな買い物である不動産。その意思決定を間違えないためにも、不動産業界の経験は大きな武器になります。

迷われている方は、ぜひ一度この世界に飛び込んでみてください。

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