不動産業界の景気や市場動向は、営業の成果にどのくらい影響するのか?

不動産業界の景気や市場動向は、営業の成果にどのくらい影響しますか?

不動産市況は日本の景気に大きく左右されます。

最近でも「アベノミクス」から始まった経済成長で都心の不動産は場所によって数倍の値上がりを見せました。

では不動産営業の仕事にどれくらい営業があるかというと業態によって全然違います。

例えば、

・投資用不動産の取り扱い

・外人を相手にした不動産の取り扱い

などの投資・投機を目的とした不動産は景気の影響を大きく受けるため、景気が良ければぼろ儲け、悪くなったとたん閑古鳥ということも全然あり得ます。

反対に、

・日本人向けの実際に住む用の不動産の取り扱い

については「衣食住」の”住”としての不動産になるため、需要が底堅く小さい波はありますが投資用途比較すると安定します。

そのため、景気動向の影響を受けづらいと言えます。

また、不動産売買仲介の営業は手数料商売です。

5000万円の不動産を取り扱うとざっくり150万円が報酬となりますが、1億の物件であればその報酬が300万になります。

物件が高額であればあるほど収入は多くなるのです。

そのため好景気の時は取り扱う不動産の単価が高くなるため、必然的に収入は増えていきます。

実際都心のマンションはここ10年で3倍ほど伸びてます。

全く同じマンションを全く同じように取引しても、10年前と今では報酬が3倍も違うのです。

これから不動産が大きく下がるとも考えづらいので、不動産売買仲介は「インフレに強くデフレは起きづらい業界」と言えると思います。

さらに「人の住まい」は常に必要とされているため、仕事自体が無くなるリスクも限りなく低いです。

もちろんその分プレイヤーが多いためそこで生き残る難易度は高いわけですが、今までの経歴が関係なく個人レベルでここまで稼げる仕事もそうありません。

もし迷われているようであれば、ぜひ飛び込んでみてください。

この記事を書いた人

【略歴】
①中堅デベロッパー
②大手不動産売買仲介
③フルコミッション営業
④不動産テック執行役員

上記のキャリアから不動産領域を幅広くカバーし、大手不動産仲介・FC本部など業界への繋がりも豊富。

【転職サポート実績】
まったくの未経験から不動産業界へ転職をサポート。
3年目で年収2,000万円達成!

【転職後のフォロー】
相談や戦略アドバイスなど、実体験ベースや業界トレンドを把握したうえでサポート。
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