不動産営業の実力がつけば、どのくらいの年収を目指せるのか?

不動産営業の実力がつけば、どのくらいの年収を目指せるのでしょうか?業種別に教えていただきたいです。

不動産営業は売上次第で年収はどれだけでも目指せます。

ただ、不動産営業と一口にいっても「売買仲介」「賃貸仲介」「新築マンション販売」など、様々な業態がありますし、その中でも取り扱う物件や価格帯によって現実的に目指せるラインは変わります。

よくある例をいくつかご紹介しますね。

▼新築戸建を買いたい人向けに営業する売買仲介の場合

ビジネスモデルとしては、

①新築戸建をスーモなどのポータルサイトに掲載

②反響がきたら案内し契約

というシンプルなモデルです。

このモデルの場合、新築戸建なので両手(売主買主両方から手数料をもえらえる)で取引が基本となります。

例えば5000万の物件を取り扱った場合、仲介手数料はざっくり300万くらいとなります。

できる営業で月2件ほどとすると、月600万×12か月=7200万ほどの仲介手数料となります。

この20%~30%ラインが年収となるため、1400万~2100万ほどがトップ層の年収帯となります。

▼不動産を売りたい人向けに営業する売買仲介の場合

売却不動産は価格がまちまちです。

100万円の物件もあれば、1億を超えるものも。

高価格帯を取り扱う営業であれば年間手数料は2億を超えることもあります。

なので、トップ層の年収は4000万~6000万は狙える形です。

▼一般的な賃貸仲介の場合

通常の賃貸仲介のトップ層は月間150万~200万ほどの売上を出します。

年間にすると1800万~2400万ほど。

賃貸仲介の方が売上の年収比率は高い傾向なので、トップ層で500万~800万ほどの年収のイメージとなります。

▼買取再販の場合

買取再販の仕事は安く仕入れて高く売るということ。

売買仲介は手数料なので利益が決められてしまいますが、買取再販は利益がいくらでもコントロール可能です。

なので年間数億の粗利を出す人もごろごろいます。

ただ、物件を買うためには会社の資金を使うため、粗利に対する年収の比率は売買仲介と比較して少なくなります。(イメージは10-15%くらいですが、会社によってまちまちなので参考値です)

私が見た中で一番稼いでいる人は、年収1億という方もいました。

▼新築マンション販売(ファミリー向け)

俗にいう財閥系のデベロッパーに入れば基本年収1000万は固いです。

中堅どころですとトップ層で1500万~2000万ほどです。

新築マンションは会社が建てた物件を売るため、営業の属人性が低いため仲介領域と比較するとそこまで稼げません。

▼新築マンション販売(ワンルーム)

もしもし営業です。

もしもしに耐えられるかどうかというハードルがあるため、年収は高くなりやすいです。

営業のトップ層で3000万、管理職になると5000万を超えるイメージです。

他にもたくさんありますが、皆さんが求人等でよく目にする業態について書かせていただきました。

もちろん会社によって大きく違うところはありますが、業態ごとにこんな違いがあります。

ご参考にしていただければ幸いです。

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この記事を書いた人

ミカタ株式会社
代表取締役 荒川 竜介
詳細プロフィール

中堅デベロッパーから不動産売買仲介(上場企業)、不動産テック役員など、新卒から15年以上不動産業界に携わる。上記のキャリアから大手不動産仲介・FC本部など業界への繋がりも豊富。

まったくの未経験者を2年目で年収1,800万円達成までサポートした実績あり。

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