不動産営業は成果へのプレッシャーがきつい?メンタルが弱い人は向いていない?
「数字がすべて」「結果がものを言う」
―そんなイメージが強い不動産営業。
営業職を志す人の中には、プレッシャーに耐えられるかどうか不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
特に「自分はメンタルが強いタイプではない」「比較されるのが苦手」という人にとっては、不動産営業の世界はハードルが高く感じられるかもしれません。
今回はそんな方に向けて、
- 不動産営業のプレッシャーの実態
- メンタルが弱い人こそ営業で活躍できる理由
- 長く活躍するために必要な心構え
を、現場感たっぷりにお伝えします。
不動産営業志望です。メンタルが弱いのですが、ほかの営業と比較されたりすることはあるのでしょうか?
売上などのプレッシャーに耐えられるか心配です・・
「実際、不動産営業のプレッシャーはきついのか?」
はい、ぶっちゃけきついです。
不動産営業の世界では、月単位での売上や契約数といった「数字」が常に求められます。
▼例えばこんな状況。
月の予算まであと100万。
そんな中、自分はまだゼロ。
ただ、案件は1件ありそれが決まれば達成。
提案は完了しあとは月末最終日に決まるかどうかの返答待ち。
その時にお客様から電話が。
内容は「今回は見送る」という内容。
上司からは「どうやって挽回するんだ」と詰められる状況。
こんな状況が日常茶飯事で起きます。
正直辛いです笑
ただ、これも慣れというか良い経験として捉えてみてください。
とはいえ新人のうちはノルマも比較的緩やかで、先輩や上司もフォローしてくれます。
ただ、それもほんの最初だけ。ある程度の期間が経てば、一人の戦力として「数字」で評価されるようになります。
しかもその数字は、ベテラン社員と並べて比較されることも少なくありません。
特に結果が出ていないときには、「なんで自分だけ……」という焦りが生まれやすく、
この精神的プレッシャーがモチベーションを下げる要因にもなります。
ベテランと比較してしまうのは当然。でも土俵がそもそも違う
ここで一つ、冷静に考えてみてほしいのが「そもそも構造が違う」という点。
ベテラン営業は、すでに築いた信頼関係や過去の契約者からの紹介、リピート案件などの**“ストック営業”**が成り立っています。
一方、新人はというと、“完全新規”がメイン。つまり毎月ゼロスタートです。
当然、結果が安定するまでに時間がかかるのは当たり前。
最初から同じ土俵で比べても勝負になりません。
ここで大事なのは、「焦らず、構造を理解したうえで、今やるべきことに集中すること」です。
メンタルが弱い人が不動産営業に向かない?それ、実は逆です
「メンタルが弱いんですけど、営業できますか?」
これ、本当にたくさんの人が口にする悩みですが、正直に言うと心配しすぎです。
たしかに不動産営業は精神的なタフさが求められるシーンも多いです。
でも、「メンタルが強い=営業向き」「メンタルが弱い=向かない」という考えは極端すぎます。
実際に成果を出している人たちの中には、「昔は打たれ弱くてすぐへこんでた」という人もたくさんいます。
むしろ、メンタルが弱い=繊細な人とも言い換えることができ、
それが不動産営業で強みになる要素でもあるんです。
メンタルが弱い人こそ不動産営業に向いている理由
① お客様の感情を敏感に察知できる
繊細な人ほど、相手の表情や言葉のトーン、間の取り方に敏感です。
「何か引っかかってるな」「この物件には迷いがあるな」といった微妙な空気感を察知できるので、お客様の本音に近づく力が高いです。
② 丁寧な言葉選び・誠実な接客ができる
「自分がされて嫌なことは相手にもしたくない」――そんな思いやりのある人は、結果的に細やかな気遣いや丁寧なコミュニケーションができるようになります。
特に高額な買い物である不動産では、こうした丁寧な対応が安心感や信頼感につながります。
③ クレームや課題を改善につなげられる
メンタルが弱い人は、クレームやネガティブな反応にも敏感です。
これをネガティブと捉えるのではなく、「次に活かそう」という改善マインドに変換できると、継続的に成長できる営業マンになります。
④ 嘘がつけない、誠実さがにじみ出る
強く売り込むことができなくても、「この人は信用できる」と思ってもらえる誠実さは、不動産営業において非常に大きな価値です。
誠実な人柄は、リピートや紹介といった“強い営業資産”に育っていきます。
⑤ 謙虚さと吸収力が強い
「自信がないからこそ学ぶ」姿勢は、実は最強の武器です。
不動産営業は法律、税金、建物構造など学ぶべきことが多岐にわたる分野。
勉強をサボらずコツコツ積み上げられる人が、長期的には大きな成果を出します。
経験がメンタルを鍛える。焦らず“ストック”を積み上げよう
最初は誰でも不安ですし、結果が出なければ落ち込みます。
でも、そこで腐らず「今できること」をコツコツ積み上げることで、少しずつ“自信”という名のストックができてきます。
そうなると、次第にプレッシャーへの耐性も強くなり、「ちょっとやそっとじゃ折れないメンタル」が自然と育っていくんです。
まとめ:メンタルが弱くても、不動産営業で活躍できる!
不動産営業はプレッシャーのかかる仕事です。
でも、そこから逃げずに向き合ってきた人だけが、最終的に信頼と成果を手に入れています。
- メンタルが弱いからこそ、お客様に寄り添える。
- メンタルが弱いからこそ、誠実に、丁寧に、学べる。
これは決してデメリットではなく、大きな強みです。
「自分は向いていないかも……」と不安な方ほど、実は不動産営業に適性があるかもしれません。
ぜひ、自分の可能性を信じて、一歩踏み出してみてください。
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この記事を書いた人

ミカタ株式会社
代表取締役 荒川 竜介(詳細プロフィール)
中堅デベロッパーから不動産売買仲介(上場企業)、不動産テック役員など、新卒から15年以上不動産業界に携わる。上記のキャリアから大手不動産仲介・FC本部など業界への繋がりも豊富。
まったくの未経験者を2年目で年収1,800万円達成までサポートした実績あり。
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