不動産営業マンは地方と都心だとどちらが稼げますか?年収1000万円を目指せる?

「不動産営業って、都心じゃないと稼げないのでは?」

こんな不安を抱える地方在住の方も多いかもしれません。

結論から言うと、地方でも年収1,000万円は十分に目指せます。

実際、私の周りでも地方で高収入を得ている不動産営業の方は多数存在します。

ただし、都心と地方では“稼ぎ方の戦略”が変わってきます。この記事では、地方と都心、それぞれの特性や稼ぎやすさについて詳しく解説していきます。

【前提】不動産営業の収入構造とは?

まず知っておきたいのが、不動産営業の収入構造。基本的に以下のような形です:

  • 収入=仲介手数料×歩合率
  • 仲介手数料=物件価格の約3%

つまり、物件価格が高ければ高いほど、一件あたりの売上が大きくなります。

物件価格仲介手数料(概算)
1億円約300万円
5,000万円約150万円
1,000万円約30万円

この仕組みを理解すると、都心の方が稼ぎやすいのは一目瞭然です。

不動産営業マンは地方と都心だとどちらが稼げますか?

さてここからがテーマの本題です。都心と地方ではそれぞれ下記のような違いがあります。

都心の不動産営業:稼ぎやすいが競争が激しい

都心では物件価格が高く、一件ごとの報酬が大きいため、効率的に稼げる可能性があります。さらに、以下のようなメリットもあります。

  • 最先端の集客ツールや営業手法に触れられる
  • 高度な教育体制が整っている企業も多い
  • 短期間で成果を上げるチャンスが豊富

その反面、競争も激しく、大手から地場の競合までライバルがひしめき合っています。

荒川 竜介

その中で成果を出すには、相応のスキル・戦略が求められます。

地方の不動産営業:件数で稼げる&競争が緩やか

一方で、地方の不動産市場は物件価格が低めな傾向にあるため、1件あたりの手数料は少なめ。ただし:

  • 競合が少なく契約件数を積み上げやすい
  • 買い取り再販(買取転売)などで高粗利を得るチャンスがある
  • 地元密着型でお客様との距離が近く、信頼関係が築きやすい

また、地方の不動産会社でも営業成績次第で高収入を狙える制度が整っている会社は多数存在します。

都心と地方、どちらが自分に合っている?

最後に、それぞれの向き不向きをざっくり整理します:

項目都心地方
物件価格高い → 報酬大低いが件数を稼げる
競争環境激しい緩やか
教育体制整っている企業が多い会社によってバラつきあり
IT・集客ツール最新のものが導入されている比較的遅れていることも

まとめ:どちらでも年収1,000万は可能、要は環境と戦略次第

「稼げる=都心」というイメージは確かにありますが、地方でも十分に年収1,000万円は目指せます。

  • 都心:一撃が大きくスピード感あり。ただし競争は激しい
  • 地方:じっくり積み上げていく形。契約件数や別軸(買取)で粗利確保も可能

大切なのは、自分のスタイルに合った環境で戦うこと

もし迷っているなら、地元と都心の両方を視野に入れて求人情報を探すのがおすすめです。

不動産営業にチャレンジしたい方は、環境選びからしっかり準備して、ぜひ理想のキャリアを掴み取ってください。

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この記事を書いた人

ミカタ株式会社
代表取締役 荒川 竜介
詳細プロフィール

中堅デベロッパーから不動産売買仲介(上場企業)、不動産テック役員など、新卒から15年以上不動産業界に携わる。上記のキャリアから大手不動産仲介・FC本部など業界への繋がりも豊富。

まったくの未経験者を2年目で年収1,800万円達成までサポートした実績あり。

稼げる環境の紹介だけでなく、”年収1,000万円稼ぐまでの道のり”をサポートいたします。