不動産営業は女性も活躍できる?年収・キャリア・働きやすさを徹底解説

  • 女性でも営業職で活躍できるか知りたい
  • 男性中心のイメージが強く、キャリアアップや年収面で遅れを取るのではと心配
  • 働きやすさや育児・家庭との両立など、ライフステージに応じた環境が整っているか不安
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これから不動産業界を目指す女性には上記のような疑問をお持ちの方も多いと思います。

結論からお伝えすると、女性でも不動産営業として十分に活躍できます実際、私がこれまで見てきた中でも、トップセールスとして結果を出している女性営業は何人も存在します。その方は年収1,000万円以上。女性が不動営業として活躍することはまったく珍しい話ではありません。

この記事では、女性が不動産営業として活躍できる理由や、キャリアの築き方、働きやすさの実態について解説します。

本記事の執筆・監修

荒川 竜介(あらかわ りょうすけ)

未経験から売買仲介営業での成功まで導きます!


中堅デベロッパーから不動産売買仲介(上場企業)、不動産テック役員など、新卒から15年以上不動産業界に携わる。これまでのキャリアから大手不動産仲介・FC本部など業界への繋がりも豊富。

未経験者をたった2年目で年収1,800万円達成までサポートした実績あり。

転職コラムはすべて本人の経験をもとに執筆。

女性だからこそ出せる不動産営業3つの強み

ここがポイント
  • 決定権に強い影響をもつ奥様の気持ちを汲み取れる
  • ライフイベントの経験が信頼を生む
  • 女性営業しか相手にしない地主や資産家の懐にも入れる

決定権に強い影響をもつ奥様の気持ちを汲み取れる

不動産営業におけるお客様の多くはご夫婦で検討されることが多いです。

その中でも、住宅購入の意思決定の主導権を握っているのは「奥様」であるケースが非常に多いです。

女性営業は同じ立場・目線で会話ができるため、奥様との距離を自然に縮められます。

「ここ、キッチンから洗濯機が近くて便利ですね」
「お子様の通学ルート、ちょっと気になりますね」

といった生活に寄り添った提案ができるのは、女性営業ならではの強みです。

また、ご年配の地主や資産家の中には、女性営業には態度が軟化する方も多く、商談がスムーズに進む場面もあります。

わたしの経験上、旦那さんには気に入られたけど、奥様にはそこまでハマらずで、他の会社で購入したというケースも少なくないです。

ライフイベントの経験が信頼を生む

結婚・出産・育児といったライフイベントの経験は、むしろ不動産営業としての武器になります。

実際、産休・育休を経て復職した女性営業が、以前よりも成績を上げるという例もよく見られます。

住宅購入のお客様も多くが子育て世代。自分の実体験から語れるアドバイスは説得力があり、共感を生みやすくなります。

女性営業しか相手にしない地主や資産家の懐にも入れる

不動産業界では、地主や資産家のお客様と接する機会も多くあります。

この層には少しクセのある、頑固な方も一定数存在します。正直、男性営業の話をほとんど聞かないような方もいます。

しかし、そういったお客様が女性営業の話には耳を傾けるというシーンを、私は何度も目の当たりにしてきました。

「女の子にそんなこと言わせちゃ悪いな」
「この子、ちゃんとしてるな」

そう思っていただけるだけで、話が一歩進むことは少なくありません。

不動産営業は実力主義だから女性でも年収1,000万円超えも現実的に可能

女性の不動産営業でも活躍できるの?稼いでいる人の年収はどれくらい?

荒川 竜介

結論から言うと、女性でも年収1,000万円超えは全く夢ではありません

冒頭お伝えした通り、私が過去に在籍していた大手不動産会社では、トップセールスが20代女性営業という時代が長く続いていました。

私の目から見ても他の営業ではできない、

  • お客様目線での提案力
  • こまめなフォロー
  • 可愛がられる能力

で、着実に信頼を勝ち取り続けていたのが印象的でした。(わたしにはできません。)

不動産営業は実力主義です。成果を出せば性別や年齢に関係なく評価され、収入もついてきます。

不動産会社は女性が働きやすい環境なのか?

不動産会社はなんだかんだ男社会で働きにくいのでは…?

こうした不安もあると思います。

確かに、不動産業界は体育会系の文化が根強い会社も少なくありません。

そのため会社選びは非常に重要です。転職サイトなどで不動産会社を選び際には以下のような点をチェックしましょう。

  • すでに女性営業が在籍しているか
  • 産休・育休の取得実績があるか
  • 管理職に女性がいるか
  • 残業や休日出勤の方針はどうか

会社によって風土やサポート体制はまったく異なります。

働きやすい環境が整っている会社であれば、安心して長期的にキャリアを築けます。

働き方については下記の記事を参考にしてください。

ライフワークバランスに関する記事はこちらから

不動産営業に向いていなくても、他のキャリアパスもある

もし営業という仕事が合わなかった場合でも、不動産業界には様々な道があります。

  • 営業事務として営業をサポート
  • 契約書や重要事項説明書の作成・チェック担当
  • マーケティングや広報業務に進む

具体的にいうと、不動産ポータルサイトへの出稿や広告会社との打ち合わせ、役所調査書類の作成など、営業以外でも活躍できる仕事はたくさんあります。

荒川 竜介

営業経験のある女性事務職は非常に重宝されるため、キャリアの選択肢は幅広くあります。

まとめ:女性だからこそ活躍できる仕事、それが不動産営業

不動産営業は、学歴や年齢・性別は関係なく、女性でも活躍できる「実力」と「信頼」がすべての世界です。

  • お客様と同じ目線で話せる
  • 実体験を武器にできる
  • 結果を出せばしっかり評価される

だからこそ、女性にとっても非常にチャンスの大きい仕事だと私は思います。

「自分にできるか不安…」という気持ちも分かりますが、飛び込んでみて初めて分かることもたくさんあります。

不動産営業に興味のある方は、ぜひ一歩を踏み出してみてください。あなたの目線や経験が、きっとお客様に求められます。

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