不動産仲介営業をするにあたって確定申告や税金まわりの知識は必要なのか?

不動産仲介営業をするにあたって確定申告や税金まわりの知識は必要ですか?

めちゃめちゃ詳しくなる必要はありませんが、最低限の知識は必要になります。

不動産は”住まい”という面のほかに”資産”という側面があります。

売っても買っても、なんなら持ってても税金がかかります。

いくつか例を挙げますね。

▼売った時にかかる税金

所得税

住民税

印紙税

▼買ったときにかかる税金

登録免許税

不動産取得税

印紙税

▼持ってる間にかかる税金

固定資産税

都市計画税(ない場合もあります)

ざっと例を挙げるだけでもこれだけあります。
(他にも相続税、譲渡税が絡むことも)

この一つ一つの計算は出来る必要はありませんが(税理士法に引っかかってしまうので計算はNG)、いつ何がどのタイミングでどれくらい(これは概算でOK)かかるかはお客様が取引する際の判断材料になりえるので説明できる必要はあります。

また、各種特例や補助金もあるため、勤め先の会社で主に取り扱う不動産に関わる知識も必要です。
(詳細は割愛しますが住宅ローン控除や3000万控除など)

その他、投資用の不動産を取り扱う際は確定申告の知識も必要になります。

具体的にいうと投資用の不動産を持っていると「原価償却」ができるようになります。

その「原価償却費」を経費として計上することができ、その分課税所得を圧縮できるのです。

(見ても意味が分からないと思うのでスルーで大丈夫です)

と、税金周りは不動産とは切っても切れない関係です。

一人前の不動産営業になるためには最低限押さえておかなければいけない知識です。

ただ、あくまで概要だけ押さえておけば実務に関しては問題ございません。

詳細は税理士の先生などを活用すればいいのです。

ちなみにこういった知識は仮に不動産業界を離れても役に立ちます。

自分の日々の生活にも活かせる知識を学べる不動産業界、お勧めですのでぜひチャレンジください。

この記事を書いた人

【略歴】
①中堅デベロッパー
②大手不動産売買仲介
③フルコミッション営業
④不動産テック執行役員

上記のキャリアから不動産領域を幅広くカバーし、大手不動産仲介・FC本部など業界への繋がりも豊富。

【転職サポート実績】
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