不動産会社によって「稼げる会社」と「稼げない会社」の違いはどこにあるのか?

不動産会社によって「稼げる会社」と「稼げない会社」の違いはどこにあるのか?

何を持って「稼げる会社」と「稼げない会社」を定義するかによりますが、個人の所得を最大化させるための会社選びという前提で回答させていただきます。

不動産業界で個人の所得を上げるためには数字を上げるための努力をすることが大前提です。

ただ、その前提で会社選びをする際は「数字を出しやすい会社」か「インセンティブ率が高い会社」かを見極めて自分に合う会社を選ぶことが必要となります。

不動産営業の年収(固定給、インセンティブ含め)は「自分が出した数字」×%で考えられます。

大まかなイメージですが、

①仕組み、教育が整っている会社→20%~30%

②自分で全て用意する会社→30%~50%

が一般的です。

(なかには70%など出す会社も存在しますが、ほぼ独立に近いので今回は割愛します)

仮に年間の売上が3000万だとした場合、

①の会社では年収600万~900万

②の会社では年収900万~1500万

となる計算です。

これだけ見ると②の方がいいですが、②は基本的に会社の支援が少なくお客様も自分で探してくる必要があります。

飛び込みでもポスティングでも、自身の人脈でもなんでもいいので、あらゆる手法を用いて集客する必要があるのです。

また、営業車の支給も無かったり、広告費も自身で負担するケースもあります。

それと比較して①は基本的に全て会社が用意してくれます。

反響が入ったら振り分けしてくれたり、営業経費も必要なものは会社負担です。

なので、②は難易度が高いので初めて不動産業界にチャレンジする方にはあまりお勧めしてません。

他の業界で営業を経験してて営業には自信がある方や、他の会社で修業を積み更なるステップアップでチャレンジという方向けの選択肢です。

そのため初めて不動産業にチャレンジする方には①のような会社をおすすめします。

そこで不動産のてにをはを教わり、スキルをつけてから②にチャレンジするでも遅くはありません。

(早い方で3年修業を積めばいけます)

目先の年収に目がくらんで、高歩合のところに行くのは少々リスキーです。

参考にしていただければ幸いです。

この記事を書いた人

【略歴】
①中堅デベロッパー
②大手不動産売買仲介
③フルコミッション営業
④不動産テック執行役員

上記のキャリアから不動産領域を幅広くカバーし、大手不動産仲介・FC本部など業界への繋がりも豊富。

【転職サポート実績】
まったくの未経験から不動産業界へ転職をサポート。
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