不動産仲介で年収1000万は本当に目指せるのか?どれくらいの期間で?
不動産仲介は稼げるイメージがあるのですが、年収1000万は本当に目指せますか?まったくの未経験からどれくらいの期間で年収1,000万円を目指せますか?
余裕で目指せます。
ただ、1000万”達成しやすい会社”と”達成しづらい会社”はあります。
“達成しやすい会社”であれば早い人で2年目、時間かかる人で10年ほどです。
“達成しづらい会社”の場合、社内のトップセールスか管理職が1000万に届くイメージです。
この”達成しやすい会社”と”達成しづらい会社”の違いについてもご説明しますね。
まず大前提不動産営業の年収は自身の営業数字(=売上・粗利)に連動します。
なので売上を上げないと1000万を達成することはありえません。
また、多くの不動産会社はこの数字に対して20%-30%ほどを年収とする給与設計をしています。
年収1000万に必要な売上は利率20%で設定している会社であれば5000万、利率30%の場合は3300万でいいということになります。
この売上の難易度についてはエリアによって異なりますが、”できる営業”のラインとして都心であれば年間6000万、地方都市であれば4000万、地方であれば2500万-3000万ほどとなります。
これだけ見ると利率が高い会社の方がよく見えますが、利率が高い会社は会社からのサポートはあまりなく自分の力で集客から契約事務まで全てやらなければいけないケースが多いです。
逆に利率が低い会社はこのサポートが手厚い傾向にあります。
端的にいうと「利率が低い会社は数字が上げやすい環境」「利率が高い会社は数字が上げづらい環境」ということ。
なので一概にどちらがいいかというのは言えません。
何を目的にするかによって最適解は変わります。
ちなみに未経験から不動産営業にチャレンジする場合のおすすめのキャリアアップとしては、
①最初は利率が低くてもサポートや教育体制が充実している会社で修業を積む
②自分の力で食っていく自信がついたら利率が高い会社へ転職orその会社で管理職になる
③さらに稼ぎたいとなったら独立
”年収”だけにフォーカスした形ではありますが、こんな流れが勝率は高いと思います。
ご参考に。
この記事を書いた人
【略歴】
①中堅デベロッパー
②大手不動産売買仲介
③フルコミッション営業
④不動産テック執行役員
上記のキャリアから不動産領域を幅広くカバーし、大手不動産仲介・FC本部など業界への繋がりも豊富。
【転職サポート実績】
まったくの未経験から不動産業界へ転職をサポート。
3年目で年収2,000万円達成!
【転職後のフォロー】
相談や戦略アドバイスなど、実体験ベースや業界トレンドを把握したうえでサポート。
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