「今すぐ客」と「そのうち客」の考え方

追客の具体論に入る前に、もう少し前提を揃えさせてください。

下記表を見てください。

今すぐ客,そのうち客

追客と一括りにしていますが、「短期の追客」と「長期の追客」に分けられます。

「短期の追客」は、ある程度具体化している売主の結論取りだったり、煮え切らない場合の一押しをする、「今すぐ客」に対する営業活動となります。

反対に「長期の追客」は、売却が確定していない売主への知識の提供や、状況伺いをする「そのうち客」に対する営業活動を指します。

今ご紹介している追客ノウハウについては、すべて「長期の追客」についてです。

この長期追客の仕組みをしっかり作ることで、下記のような売上構成を目指します。

今すぐ客の売上,そのうち客の売上

「今すぐ客」は、当月ないしは、2ヶ月~3ヶ月で売上がたちます。

ただ、ライバルも多く、営業のエースをあてたとしても、百戦連勝とは中々いきません。

そのため、「今すぐ客」だけの売上に頼ると、どうしても毎月の売上に差が出ます。

しかし、「そのうち客」に対してもしっかり対策することで、ベーシックインカムのような形で、売上の下支えが出来ます。

単月で見ると大きな売上にはなりませんが、年間を通すと「今すぐ客」の売上に並ぶ可能性は十分にあります。

特に、現状は「長期の追客」をしっかり対策出来ている不動産会社様は多くありません。

そのため、取り組むことではっきり目に見える成果がでやすいため、是非取り組んでいただきたい部分です。

なお、更に「長期の追客」は更に2つに分けられます。

次回、その2つのご説明をさせていただきます。