机上査定で差別化する具体的な方法「本の同封」

前回は査定書の「ボリューム」についてお話をしました。

ただ、昨今査定書を利用する不動産会社様が増えたため、ボリュームだけでは差別化が難しくなってきています。

そこで、次なる手が必要となるのですが、個人的にオススメしているのは、「本」の同封です。

◆本の同封

ここでいう本は何を指すかというと、「売主向けの不動産売却の知識を書いた本」です。

この本を査定書に同封します。

「不動産売却は購入と違い周りに相談しづらいからこの本で勉強してほしい」

という主旨でお送りします。

そうすることで、「勉強までさせてくれるいい会社」という印象を残せます。

私の知る限り、まだ本を同封している不動産会社様は多くありません。

そのため、他社との違いを明確に打ち出せる有効なツールです。

ではどんな本がいいのでしょうか?

理想だけでいうと自社で書くこと。

自社で執筆し出版することで、信頼感は増しますし、机上査定の差別化だけでなく集客まで見込めます。

ただ、多くの不動産会社様にとって、本の執筆はかなりハードルが高いです。

そのため、個人的には現在出版されているもので代替でも問題ないかと思います。

試しにアマゾンなどで、「不動産 売却 本」で検索してみてください。

※リンクが反応しなかったらすみません

あわせて読みたい

結構な数の「不動産売却に関連する本」があります。

投資系も多いため、ここから実需向けの本を選びます。

そうすると恐らく10種類くらいに限られます。

それを全て読み、自社の営業スタイルとマッチする本を選び、あとは大量購入です。

不動産売却に関連する本

1冊1000円程度しますが、一括査定の単価が1000円UPしたと思えば大きなインパクトではありません。

これで媒介率が1%でもあがるのであれば、十分元をとれます。

なお、本の効果は大きく2つあります。

机上査定時の差別化は先ほど記載した通りですが、見送りされた場合の長期追客にも効果があるのです。

どういうことかというと、査定書は紙の束です。

そのため、不要となると捨てられやすいものです。

反面、本は本棚にいくことがあります。

(資源ごみで捨てづらいという側面もあります)

そのため、一度見送りとなり、数年経ち再度売却を検討した際に目につけば、連絡してもらえる可能性があがるのです。

余談ですが、数年前の売主が再度一括査定を利用することがあります。

(一括査定を1年以上ご利用の方は経験あると思います)

私が一括査定責任者をしていたころ、以前査定してもらった不動産会社に聞けばいいのにと不思議に思い、売主にヒアリングをしたところ、

「どこに依頼したか忘れた」

というお声ばかりでした。

そのため、再度一括査定を利用したいと。

一括査定運営側としては査定数が増え売上があがるので嬉しいことではありますが、不動産会社様視点で見ると、同じ売主に2回料金を払うこととなり損をしています。

一定数こういった売主は存在するため、是非対策をしてみてください。

実際これで数年前の売主を獲得する例は多々あります。

なお、弊社でもサービスを提供している領域です。

弊社が売主向けに書いた書籍を、貴社が出版したように見せることができます。

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