査定書のボリュームで差別化する方法

机上査定の差別化手法の2つ目は、査定書です。

◆査定書

机上査定というからには、査定書は必須アイテムとなります。

といっても査定書で書いてあることは、若干の違いはあれ、どこの会社も大きく変わりません。

・物件概要

・市況

・事例

・周辺環境

・評点(大手系が多いです)

・金額

・販売手法

ざっくり分けるとこのあたりでしょうか?

ではここからどう差別化をするのでしょうか?

ズバリ「ボリューム」です。

不動産会社様の中には、机上査定だから簡易的な査定書を使うケースがあります。

Wordやエクエルで作成した、2~3枚のものです。

もちろん、売主の要望には答えていますが、実際売る気のある売主の立場に経って考えてみましょう。

机上査定とはいえ数十枚のしっかりした査定書を作ってきたA社と、数枚の簡易査定書を作ってきたB社。

会社規模や知名度がほぼ同じくらい。

どちらもどんな担当か顔も分かりません。

そんな何も分かってない中では、多くの売主はA社と話しを進めたいと思います。

競合がしっかりボリュームを出してる中、簡易査定書は選ばれづらいのです。

ただ、まだこの段階では売主が本当に売るかどうか分からないもの。

その状況で時間をかけすぎるのは、あまり得策とは言えません。

そのため、外部サービスを活用し業務効率化をしていただくのをオススメしております。

代表的なものは「東京カンテイ」が出している査定書ですが、入会金もかかり、査定書1通数千円と高価です。

成果に繋がるか分からない案件にコストはかけづらいですが、最近では定額使い放題のサービスも出てきています。

中身を気にされる方もいらっしゃいますが、売主は中身の詳細まで評価をしておりません。

というより、分からないと思います。

ボリュームがあることで、「これだけの情報から査定してくれた」という信頼感に繋がるため、中身よりボリュームの方が大事と考えております。

弊社で記事もまとめていますので、まだご利用されていない方は是非ご覧ください。

ミカタストア
不動産査定書作成ツールおすす8選まとめ|話題のAI査定あり 本記事では不動産査定書作成に役立つおすすめツールの費用感や特徴をわかりやすくご紹介しています。