訪問査定でも差別化は必須

初期対応、机上査定をしっかり対策し、遂に訪問査定に繋がります。

査定依頼,媒介契約,業務フロー

ただ、ここでも1社のみ呼ばれるということはあまりなく、競合と比較されます。

そのため、訪問査定でも差別化が必要となります。

今回も差別化の具体的な手法をお伝えさせていただこうと思いますが、その前にまず一つデータを。

媒介を依頼した理由

このデータは一括査定を使って媒介を預けた売主に、「なんでその不動産会社を選んだか」のアンケートです。

私も不動産会社様から一括査定で成果を出す方法についてお話しさせていただく機会が多いのですが、現在負けてる理由として、

・会社の規模・知名度

・保証内容

・査定金額

などを上げられることが多くあります。

ただ、このアンケートでは、負ける理由としてよくあげられるものの割合は低く、対応や提案など、担当者に依存する項目が過半以上占めています。

何がいえるかというと、売主の一番の感心毎としては、「この人に任せられるのか」「この人は信頼できるのか」という「担当者」についての部分。

そこが他社と比較し特徴が無いと、査定金額や知名度など、分かりやすい項目で比較をしているということです。

もちろん査定金額や知名度などは重要な要素であることは間違いないのですが、最終的には人と人。

特に不動産は一般の方からすると高額なもの。

そのため、「担当者の信頼感」が大事なポイントとなるのです。

ただ、これを突き詰めると「営業力」という一言で終わってしまいます。

それでは面白くないため、次回から具体的な差別化手法について、お伝えさせていただきます。