一括査定の反響を対応する理想の社内体制②

前回に続いて今回も一括査定反響が来た際の理想のルールについて。

理想の社内ルール例②

理想のルール➁は「チーム制」。

営業課が複数ある規模感の不動産会社様向けのルールです。

考え方は「誰でも体制」と同じですが、営業の人数が多い場合はチームにして、反響はチーム毎にローテーション。

対応はチーム内の手が空いてる人がやるというルールです。

「誰でも体制」の懸念は数字が偏ってしまうこと。

人数が少なければ1/3は全員で分配など出来ますが、人数が増えるとどんどん希薄になってしまいます。

営業の人数が多い場合は、チームにし、一括査定の売上はチームで一定のルールの基分配のような形をとれば、協力体制も作れオススメです。

理想の社内ルール例③

続きて理想のルール③は「専属制」。

事務員さんなど、非営業の方が初期対応は全て行う形です。

査定数が多い場合は専属のアルバイト採用も視野に入ります。

考え方は外注に近いですが、それを内製化したものとなります。

メリットは行動量のクオリティを一定に保てること。

基本社内いるため、状況に左右されないのが強みです。

反面弱みとしては、トーク。

特に事務員さんが対応する場合は、電話を嫌がる傾向にあるため、今いるメンバーの適性を見て決める必要があります。

以上、理想のルールを3つご紹介させていただきました。

ただ、初電だけルール化しても足りません。

初電で電話が繋がる人は約半数。

残りの半数をどう追いかけるかも決める必要があります。

この記事を書いた人

新卒から中堅デベロッパー→大手不動産仲介会社→フルコミッションの売買仲介営業で、合計4年半不動産仲介の現場に従事。 その後、マンションリサーチ社の営業責任者(運営サイトhttps://t23m-navi.jp/)→サービス責任者→執行役員を経て、2018年12月にマンションリサーチグループのミカタ株式会社 代表に就任。 大好きな不動産業界に少しでも貢献できるよう邁進してまいります。