不動産会社を起業したらやるべきこと

今回は不動産会社を起業したてでやるべきことについてです。

書籍やネットにも書かれてて今更ではありますが、「コストをかけずに入金の流れを早い段階で作ること」これにつきます。
一括査定は必ずコストが発生して収益化も時間がかかるので、起業当初からの導入はあまりお勧めしていません。
(ただ、耐えられる資金があれば別です。目安は資本金500万以下だとなし、1000万以上だったらありです)

なので、まずはサラリーマン時代に培った資産を使って入金を作る動きに注力するのがベターです。

よくあるケースが業物での客付け。

買い客は入金も売りに比べると早いので、資金効率はいいです。
また、業物が集まれば多少なりとも反響は取れます。

もし、業者さんとの付き合いが太く、自分だけに売らせてくれる物件があれば最高です。
まずここで資金を作って、次の投資資金を貯めましょう。

次に、紹介やリピート系。
昔の顧客に起業した旨の連絡をすれば、何かしら案件化はすると思います。
まずここはしっかり取りに行きましょう。
また、士業系のネットワークも初期段階だとめちゃめちゃ助かるので、サラリーマン時代からそことの連携を強化するのも忘れてはいけません。(なしのつぶても多いですが)

なお、起業1年目は銀行も貸してくれないため、買取は難しいです。

ただ、金主がいるんであれば話は別です。
起業当初から他人の資本で商売ができる不動産の醍醐味をできるのであれば、是非取り組みましょう。
ある程度やった方であれば、相当な経済崩壊が起きない限り買取で赤字作るのはないと思うので。
(リスクある物件は辞めといたほうが無難です)

大体相場は4:6ですが3:7でもないよりはあったほうがいいので、検討の余地はあります。

前の会社で一括査定をやってたという理由で起業当初から導入するケースがあります。

ただ、一括査定をやる前に、上記のように「コストをかけずに入金の流れが速い」ものを重点的に取り組んで、そこで得た資金を投資に回す形が理想です。

会社は潰れなければ、いくらでもチャレンジ可能です。
なので、まずは潰れない環境づくりに注力いただければと思います。